ボキャブラリー(単語・熟語)には
a. あいまい語(なんとなく意味はわかるけどとっさに理解できない)
b.理解語( 聞いたり読んだりして理解はできるが話したり書いたりできない)
c. 使用語(意味も使い方も習熟していて話したり書いたりできる)
がありますが
日本語で日頃つかっているようなボキャブラリーを
英語でも「使用語」にしていくことが大切です。
効率的に「使用語」を増やすためには
「クイックレスポンス」というやり方が有効です。
また、「語法」も同時に学んでいく必要があります。
例えば require という動詞を見てみましょう。
・require A to do...「 Aにdo...することを求める」
・be required to do... 「(主語が)do...することが求められている」
・require A (of 人) 「(人に)Aを求める」
・require (of 人) that SV... 「(人に)SV...することを求める」
・require doing... 「do...される必要がある」
といったカタチ(語法)があります。
ネイティブスピーカーの頭の中にはこうしたことが
自然と格納されていて、
require を使おうと頭に浮かんだときに
正しいカタチで無意識で取り出せます。
格納の段階にとどめずに無意識で取り出せるようになってはじめて
「使用語」の段階になります。
使用語への移行に威力を発するのが音読の反復です。
特にシャドーイングの効果は絶大です。