知らなかった There is ~ 構文

中学1年で There is a cat on my bed. なんて構文を習った。 A cat is on my bed. でもよいが、英語では初めて登場するもの(新情報)は主語にするのを避けるので、みんな There is ~ 構文を頻繁に使う。この there は存在詞と呼ばれていて、カタチの上では、主語の位置にあるが、本当の主語はその後ろにある a cat だ。なので、この場合、動詞は a cat に合わせて is になっている。こんなことは知らなくとも、カタチを知っていれば、コミュニケーションするうえで、何ら問題はおきない。ところが、There is a cat there on my bed. などと聞くと、「このthere は何?」という疑問が起こる。いや起こって欲しいものだ。私もいろいろと説明を受けてナットクしたことだが、実は、そのネコが見えている場合には、このように there を新たに加えて言うのが正しいらしい。ということは、There is a cat on my bed. は見えていないってことだったのだ。で、There are many things I have to do today. など抽象的ことなら物理的に見えないわけだから、後ろの there は不要なわけだ。このように、きっと、英語に限らず、世の中には指摘されないと気づくことがけっこうあるのではないだろうか? これからは、人の言うことにはより一層、耳を傾けようと思う。